こだわりの左官ブログ
カルクウォール工事 大阪府堺市
ずいぶんと久しぶりのブログになります。
今までブログに費やしていた時間帯にPCでテレビを見るようになったために、あまりブログを書くタイミングがなく、、、
最近テレビで頻繁にやっている外国物です。
「なぜそこに日本人」とか「YOUは何しに日本へ」とかの外国物
それが終わればドラマ
今回のクールでは面白いドラマがひしめき合っていて、4本ほどのドラマを見ています
「銭の戦争」「流星ワゴン」「oo妻」「全力離婚相談」などなど
さてお仕事の方ですが
少し落ち着いた感じでのんびりと仕事をしています。
堺市の工務店様の工事でカルクウォールの工事が
壁の仕上げはカルクウォールのラフ仕上げになります。
カルクウォールと日本の漆喰の違いを良く聞かれますが、日本の漆喰はペタッとした仕上げで、カルクウォールはザックリとした少しざらついた感のある質感。
どちらがイイのかは好みでありまして、お部屋の雰囲気に合わせてチョイスするのもありかと!
そしてその日本の漆喰ですが、古民家の蔵の改修が終わりました。
こちらはT氏がメインで携わった工事です。
中の洗い出しも完璧に!
洗い出しは仕上がった物だけを見ると、「きれいなー」のような表現でサラッと流されることが多いですが、左官的には難易度の高い仕上げとなります。
特に今回は1年の中でも一番寒い時期の工事で凍結や白化が心配でしたが、全てクリアーしての引き渡しとなり、本当にご苦労様でした。
そして久しぶりの店舗工事が!
森ノ宮に大型のショッピングモールのキューズモールがオープンするのですが、その中の1店舗の壁をジョリパット仕上げ!
少し落ち着いた雰囲気の仕上げ
またオープンしたら見に行きたいと思います。
仕事とは関係ないですが
先日、仕事で時々必要になる事があるので、レーザーを購入
本当に時々、年に1回くらいかな
そんな、時々物に高額な予算は無理で
ネットで色々調べていると
良い物がありました
このレーザー、レーザー初購入の私にとってはかなりの優れものです。
レーザーマニアの人の酷評はわかりませんが、、、、
なぜ、そのような書き方をするかと言いますと 何とお値段 「11000円送料込み」 なわけでブランド品のレーザーと比べると4分の1とかのお値段になります。
ですが、精度を8メートルの室内で測っても、日本製と遜色ない精度だと感じ、しかも縦横下中央ポイントとなかなかの機能
当たりハズレがあるようですが、それにしても安くて良い買い物になりました。
では
珪藻土工事 兵庫県伊丹市 大阪市西淀川区
先週は伊丹市のマスタープラン様の現場で珪藻土、そして西淀川区の現場で土壁を塗る1週間でした
写真は珪藻土の木ゴテ仕上げで塗れている状態なので濃い茶色ですが、乾くとうす~い茶色になります。
乾燥した後の仕上がりの色は粉の状態のこの色に近い色になります。
材料はこの粉の状態で米袋大の大きな紙袋に入って届くわけですが、この粉を水と混ぜてカクハン機で練るとクリーム状になり壁に塗る事が出来るようになるのです。
よくお客様が「ハンディーミキサーで練る事が出来るか」聞かれますが
決してハンディーミキサーで珪藻土を練るのはやめてください。
茶わん1杯くらいの量ならいいですが、写真のような量をハンディーでねるとモーターがたちまち焼き付いて火を噴いちゃいます。
もしDIYなどで塗るときは、プロ仕様のカクハン機をレンタルしましょう。
そして 先週はもう一軒
大阪は西淀川区の工務店様の会長様の新築の塗りに
和室はもちろんですが、他のお部屋の壁に土壁を塗っていく工事でしたが、写真上部の古木の装飾周りが今回の最難関
会長様の思い入れのいっぱい詰まった造りになっているので、私も手を抜くわけにはいきません!
え~ 他の現場を手抜きしていると言う意味では無くて
いつも以上にと言う意味で
いや他の現場もいつも以上で
いや他の現場も会長様宅も全部いつも以上です、、、(汗)
話はかわりますが~
ガリガリッとやっちゃいました。
少し右方向にバックしている途中に道路際にある白いポールにガリガリ
車を擦った時の音ってけっこう大きな音がなる物です。
それもそのはず
右のボディーを擦ったのとテールランプが割れています
早速トヨタさんに持っていくと修理のお見積りが104000円
私的には保険が20等級なので、保険で直すつもりにしていましたが、保険会社に値上がりの金額を教えてもらい天秤にかけると6万円ほど高くつくそうで、、、
やむなく自腹で
ついでに車検も受けるので1週間愛車とはお別れ
サビシー
では
兵庫県西宮市夙川にて スイス漆喰のカルクウォール工事
今日の日曜日も午前中に現場に行きガンバっておりました!
昨日まで夙川でのリフォーム工事でカルクウォールを塗っていて、時間が足りず今日の午前中にちょこっと行って養生と掃除を済ませて来ました。
すっかり寒くなってきたので、漆喰を塗るときには色むらの心配がありお部屋の温度に気を使いながら仕事をする日が続きます。
それともう1つ、寒い時に気を使うのが私の 「扁桃腺」 のど仏 であります。
毎年この時期が来ると必ず1回は扁桃腺が腫れて、喉が痛くなりひどい時は熱を出して仕事を休むことが
とうとう去年、お医者さんに行き「扁桃腺を切って下さい」とお願いしたところ、「よっぽどの事が無い限り扁桃腺は切らない方がいい」と言われ
扁桃腺は子供の時に切るのと大人になってから切るのとでは大きな違いがあり、おとなになってからでは手術から完治するまで大変な日々を過ごすことになると、、、
では扁桃腺が腫れないようにするにはどうすれば?
「仕事中は埃を吸わないようにマスクをする」 一番効果がありそうですが、もう1つ 寝ている時の口呼吸による喉の乾燥が一番悪いかもです
朝起きたときにいつも喉が痛くなるのは、口呼吸が原因のようで それを防止するには
正規の大発見です!!
私のベットの横の小棚にはブルーのマスキングテープがいつも用意されています。
マスキングテープとは塗装の時に使う養生用の紙でできたテープの事ですね
ダメもとでこれを5センチぐらいに切り 鼻のしたから顎にかけて縦に貼り寝てみたら、大成功!
快適な朝が過ごせるようになりました。
50年間悩んだ扁桃腺の腫れがこのマスキングテープ1つで解決したのです。
私 「大発見した」 と思いネットで検索してみると、残念ながら大発見でもなんでも無い事に気付きました。
他にも同じことをしている方がたくさんいたのですね~
喉の弱い方一度やってみてください。
ですが、テープにカブレたり、テープの跡が付いたりしては困るので、お試しはお休み前に
是非どうぞ
では
古民家の漆喰塗り 滝の社から東大阪市
滝の社での古民家の漆喰塗りが終了しました。
ほとんど間仕切り壁が無い大広間ですので、比較的小さな壁が多く養生が一番大変だったでしょうか。
漆喰が木部に付着するとその部分が「真っ黒」になるために、いつもより丁寧に養生をする必要があります。
例えば壁を塗っている時に漆喰がこぼれて木部に付着すると、その部分だけ墨を塗ったように黒くなります。
ジュラクを塗るときは養生の必要がありませんが、漆喰を塗るときは養生が必衰項目となり、その分
時間がかかるわけで、養生だけで2日ほどかかりました。
仕上がりはこんな感じ
そして今日の日曜はもう1軒の古民家、東大阪市の現場を見に行って来ました。
今日も現場が動いていて、仲間のT氏がモルタルで漆喰下地を
T氏は在来工法の漆喰塗りの経験も豊富で、腕も経験もバツグン、色々と教わることも多く頼りになる職人さんです。
年齢も私より若く日本にとって貴重な存在になるかと(^^)
本日でモルタル塗りが終わり、しばらく空けてから漆喰の仕上げ塗りになりまが、しばらく空
けるのには理由があるんですね。
普通に考えれば 「明日から漆喰を塗り始めれば」 ですが
モルタルは乾燥してもジワジワと硬化が進み、その間微妙に収縮するのです。
その収縮するまでの間に漆喰を塗ってしまうと、予期できないクラックが出たりとトラブルに結びつくことも。
また報告します。
では
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
約1月ぶりの更新になります。
遅くなりましたが、昨年はお世話になりました。
本年もよろしくお願いします。
この場を持ちまして新年のご挨拶をさせて頂きます。
もう今年に入り10日以上が過ぎ、昨日は息子の成人式で、年末から家族の写真ばかりを撮っています。
そして先ほどから去年の1年の写真の整理を
何でもまとめてすると時間がかかるもので、写真を現場ごとに振り分ける作業だけで1時間
さてお仕事の方ですが年初めはマスタープラン様のリノベーションでの和室の塗り替えからになります。
使用する珪藻土は白ではなく少し土色調の色目
日本ケイソウド建材の珪藻土で珪藻土にしてはやや大きめの骨材(粒々)が入った物で、和室に良く合う質感です。
メーカーさんに電話で注文した時に、色付きの材料なので10度を下回る時は暖を取り、作業を行ってくださいとのこと。
色付きを発注するときは、ファックスで発注しても電話がかかってきて、そのことを伝えられるわけですが、毎回その対応には左官材メーカーらしからぬ親切さを感じます。 スバラシイ!
そして、いよいよ今年も左官泣かせの季節がやって来ました。
室内は色むらが出ること、外壁では凍結することに気を付けて作業を進めて行きます。
色物と言われる、色付きの材料を使うときは、お部屋を15度くらいに温めてから作業を行うのが基本で、そうしないと、色の濃い所と薄い所がムラムラに出来てしまい、クレームになるわけです。
私的には出来る範囲でお部屋の温度を上げて作業に取り掛かるしだいであります。
昨年購入したジェットヒーターの出番です。
作業中の室温は春先照りのポカポカ陽気の中、来ている服は冬服とヤッケ着用、なぜか真冬に汗を流しながら作業をしています。
そして帰る時もお部屋の暖かさが逃げないように扉を閉めて、除湿器をつけて帰るんですね。
まーここまでしたら色むらの心配はほとんどなく、、、
そしてそのまま兵庫県の滝の社の現場に向かいます。
到着すると少し大阪より寒さを感じる中、お部屋も広いのでもう1枚重ね着をしてからの作業
大広間でお部屋の数に直すと10部屋以上あるでしょうか?
少し長い期間(10日くらいかな)通うことになるかと思います。
地図で見ると明石海峡大橋よりもまだ向う
大阪から70キロの現場、私は遠くてもいいのですが、一緒に着て頂いているI氏は枚方から私の家に寄り合流してからのスタートになるために、家を出る時間は5時半ごろだとか。
つらい思いをさせて申し訳ございません。
こちらの建物の築年数は70年前だとか、ちょうど戦後の頃ですか?
既存はジュラク仕上げですが、リフォーム後は漆喰押え仕上げになります。
では