こだわりの左官ブログ
カルクウォール工事 兵庫県芦屋市
大手リフォーム会社様のご依頼でマンションのトイレ 2か所にスイス漆喰のカルクウォールを塗って来ました。
タタミ3畳ほどの広さがあるトイレ2ヶ所
壁にはお客様が用意したタイルを埋め込んでのカルクウォール塗り
リフォーム会社様の営業の方より 「荒い目のラフ仕上げを」 のご依頼でいつものランダムなコテ塗りで塗らせて頂きました。
テーブルの下のコーナーは4つ角があり それぞれ90度ではないために90度用の道具では対応できず コテでフリーハンドでのコチョコチョ仕上げですが 思っていた以上に綺麗に仕上がり 私的には満足満足でございます。
それもですが お客様のご用意のタイルがちょっと心配で、、、
タイルの小口(横)を見てみると、過去に貼っていた感のあるタイルで年代もののアンティーク ひょっとして数十年前 いや造りからして100年以上前 ひょっとしてドテチンのいたギャートルズの時代の物 などとトイレの中で思いにふけりながら壁を塗っていたわけですが
途中 営業の方がお見えになり 「タイルが心配」 のような事を言ってられたので、ますます気を使いながら作業をしておりました。
年代物の場合 経年劣化でちょっとした事で欠けたり割れたりするので、、、
10時から塗り始めて作業が終わったのが3時頃
片付けが終わって4時
ちょうど帰り道に先日のオー様の店舗工事の現場があり そろそろ照明も座っているころかと
その段取りで今日はカメラに広角レンズをはめて持ってきているのです
お店の正面から撮った所と
電気屋さんの鳥おやじさんが「照明点けたろ」っと
色々な模様をつけて
もう一枚
私キャノンのミラーレスカメラを使用しているのですが、HDR機能と言うのがありまして、3種類の露出で撮影しカメラ内で3枚の良い所を合成し保存してくれるので、明暗のある現場でも画像がつぶれたりせずに 暗い所明るい所も鮮明に写るようになりました。
iphoneにもある機能です!
そして家に帰るとamazonさんから「お持たせしました」 の物が届いていました。
オーダーしてから届くまで約20日
在庫が無かったようです。
包丁は数年前に三木の金物祭りで購入後してから一切手を加えずにぜんぜん切れない状態になっていた物
左の3面砥石が今回購入の物
3面とは 「荒砥、中研ぎ、仕上げ研ぎ」 となっており下の台が付属
評価は以前に使用していた普通の格安砥石に比べて 「良くできています」
使い勝手もバツグンで台の裏には滑り止めが付き
私はお風呂場で水をポツポツと流しながら裸でシャーシャーやっていました。
包丁研ぎがしばらくは楽しみになりそうです。
では
兵庫県芦屋市 珪藻土左官工事 カルクウォール
株式会社Oh!様の店舗工事が終了しました。
23日から30日までの7日間の予定通り、何とか塗り終えました。
最終日は少し残業して養生めくりまで、そのへんは店舗工事なので多少時間が遅くなっても大丈夫
それから最後に写真撮影
お店の入り口から見た所
左のテーブルの壁はクシ引き、右は刷毛引き
そしてカウンター中のアール壁は雲が左から右に向かって登って行く、さらには天井まで、、、
階地先生のご希望で「天井まで」 雲を
先生の発想は私たち左官の既成の感覚とは異なり、自由な感覚なので時々驚かされることがありますが、他の現場に行って 「こんなんどうですか?」 っと自分が考えだしたように言っている私もいるわけで、、、
勉強になります!
この後、大工さんが最終の工事に入り、電気屋さんが照明を灯して完成となるわけですが、オープン前に写真を撮りに行きたいと思います。
でったいに(ぜったいの最上級)イイ写真が撮れると思います!
そして工事中に芦屋南宮町の現場のお施主様が手形を押しに来てくださいました。
最近は石膏ボードに手形をつけるようになりました。
乾燥するまで玄関ポーチに置かせて頂き
毎回思うのですが、手形っていいですよね~
私も子供の小さい時期に手形を残しておけば良かったと、毎回思います。
そして工事中に階地先生が 「伊高さん写真撮ってあげる」
ありがとうございます
お礼の気持ちを込めて 大サービス!
マスクはめて、ゴーグルはめて、デコライト付けてと、、、
危ない危ない
決して真似はしないで下さい。
いつもはこのスタイルでは仕事していないのでご安心ください。
そして今週は新築へと帰ります。
では
兵庫県芦屋市 珪藻土工事
OH!様の現場が2現場同時進行です。
まずは通常の新築工事
通常のですが、通常ではありません、かなりデカいです、、、巨大です。
外壁面の面積も一般住宅の2倍以上
毎回ですが現場を見るたびに、自信喪失します。
ですが、現場に入ると心が覚醒されて ドンドン仕上がっていき 3週間後には何事もなく完成していくのです。
3週間後には「完成!!」 っと独り言を
さて今回も家の中には仮設足場が4ヶ所
1階から天井に向かっての吹き抜け
2階の主寝室
お子様の部屋
階段の2階部分
仮設の足場が並んでいます。
足場での工事は昨日の段階で2ヶ所終わり 残り2ヶ所
足場の間をかいくぐって模様をつけるので、時には足場を組みかえたりして 作業しやすいように整えたりもします。
そして、この階段部分の足場は上から壁を塗りながら 同時に足場を解体しながら作業をし 塗り終える時には 解体完了で階段には足場が無くなっています。
この作業が 「一番大変かな」
そしてもう1現場は
Oh!様の店舗工事になります! お寿司屋さんです
アールをふんだんに使った構造は難易度が高く 中でも
カウンターの後ろに位置する、アール壁
腰までタイルを貼り、その上は珪藻土
お店の名前も入り いつも目にとまる場所なので、仕上げの質感や段取りなど 今から悩んでおります。
では
芦屋楠木町から兵庫県たつの市へ 珪藻土工事
芦屋市楠木町の珪藻土工事が終わりました。
家の中全体が真っ白になり、デザイナー兼営業のお施主様が確認に来られて「白にするとお部屋が広く感じますね~」と
そうなんですねー 塗り壁にすると何故かお部屋が広く感じるんですね。
この後、床の養生を捲って照明をつけると、前のお部屋の面影をほとんどありまでん。
過去にココに来たことがある方でも同じ部屋である事は分からいないくらいに 劇的変化。
そして、そして 3日ほど姫路城を塗りに行って来ました。
っと言いたいところですが、、、 そんなわけありません。
姫路市の向こうのたつの市に出張に行って来ました。
たつの市は 「もうちょっとで岡山」 な所にあり 現場はちょうど 「揖保乃糸」 の揖保川のほとりの一軒家のリフォーム工事になります。
使用する珪藻土はけいそうくん 最近たびたび登場する珪藻土です。
2階にお客様ご在宅のままの工事なので、お客さまとお話させて頂く機会があり 「道の駅」 好きな私がそのことをお聞きすると 色々と教えて頂けました。
結局、早朝に 「道の駅ペーロン城」 の前まで行きましたが 渋滞していたために諦めて現場に直行
その事をお客さまにお伝えすると、、、 お客様が袋にいっぱいお土産を
「えッ いやッ 私 そんな つもりでは」
ですが せっかくなので
この場を持ちましてお礼を言わせて頂きます「楽しいお時間とお土産ありがとうございました」
私 たつの市が好きになりました。
それと、やっぱり遠方に行くと普段見慣れない物を見る事があり
高速から見える山の中腹の石屋さん
たぶん、ダイナマイトで山を切り崩しの採石場と思いますが、近くに行って見てみたい衝動にかられます。
なかなか一般の人が入ることは叶わないと思いますが、一度真下から見てみたいものです。
そして
夜、ホテルに到着すると、駐車場のオジサンが案内してくれて 「ここに車とめて、そこに車番書いて、袋に500円入れて、この箱に入れて」 っと
拡大すると
レトロー!
下の袋に車番を書いた紙と500円玉を入れて投入
アナログのど真ん中にいる昭和中期に生まれた私でさえ、思わずビビッてしまうレトロ感
「これいいよー コレ」
っと心の中で
では
兵庫県芦屋市楠町 珪藻土工事 エコクイーン
今日は芦屋市楠木町の現場に来ていま~す。
マンションの全面改装工事で天井から壁に至るまですべてを珪藻土塗りです。
工事の進行状況は、、、本日で下塗りが終了
上の写真は昼休みに撮ったもので、夕方には黄色い部分も白い下塗り材で白に変化しています。
その下塗り材がコレ ↓
「日本ケイソウド建材のエコクイーン」
珪藻土の中では超有名のメーカーであります。
出来て10年以上でしょうね。
漆喰を含む珪藻土なのでカビにも強く調湿効果も優れているので 良く使う部類に入る珪藻土であります。
その下塗り材が上の袋に入っているわけですが、もともと下塗り材とは?
大工さんの工事が終わった段階では、プラスターボードのジョイントや段差、釘の穴などが壁に露出していて、その上に下塗り材を全面に塗る事で平坦な壁が出来、その上に仕上げ材である珪藻土を塗る事になります。
ですから、この下塗りの工程がひじょうに重要になります。
この工程を省くと仕上がりの美しさが損なわれます、と言うより全然ダメな仕上がりになっちゃうのですねー。
その下塗りを本日終えて、乾燥期間を1日、明後日から仕上げに移ります。
明日は東灘区の現場に戻ります。
そして本日、Oh!様の新築現場の大工工事が終わったとの事で、現調に
偶然ですが芦屋の楠町の現場から1キロほどの所にあるために、車に積んだチャリンコで移動。
現調の一番の目的は内部足場の確認であります。
内部足場とは家の中に作る仮設の足場。
オー様の家は高い所では1階から8~9メートルの吹き抜けなどがあり、足場の確認は重要な仕事になります。
もし、確認ミスがあればその場所は手が届きません。 竹馬でもとどきません。
上の写真は2階の階段上の高い所
これを図面にチェックしてと
斜線マークがそれです。
この書類をスキャナで取込み工務店様にメールで送り それを足場屋さんに指示してもらうわけです。
壁を塗るだけではなく このような部分でもコツコツと仕事しております。
では